kintone hack で勝つためにこだわったもう 1 つのポイント

はじめに

kintone hack で勝つためにこだわった 5 つのポイントでは書ききれなかった内容について触れたいと思います。

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私が kintone hack に出たいと思ったのは、2018 年の kintone hack で登壇者の皆さんが自分の好きな曲をバックに登場してくるシーンがとてもかっこよく羨ましく感じたためで、「来年こそは鈴木愛理ちゃんの曲を幕張メッセで流したい」という一心で準備をしてきました。

当初の候補曲

上記のようにかっこよく登場することに憧れていたため、鈴木愛理ちゃんもしくは℃-ute(2017年の解散まで愛理ちゃんが所属していたたグループ)の楽曲の中で特にかっこいいと思う曲にする予定でした。

1 つは℃-ute 時代の曲である「Kiss me 愛してる」です。 この曲はライブでもイントロがかかった瞬間に場内が興奮に包まれるぐらいファンの間でも人気の曲で、私が℃-uteの曲の中で一番好きな曲です。 2017年の解散コンサート(さいたまスーパーアリーナ)でもまだ2曲めにも関わらずこの曲のイントロがかかった瞬間に「あ~、この曲を二度と聴けなくなるのか」と思って涙を流したものです。

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もう 1 つは鈴木愛理ちゃんの 1st アルバム「Do me a favor」に収録されている SCANDAL とのコラボ曲「STORY」です。 この曲は今のライブでの定番曲となっており、「ソロになってからのかっこいい曲」と考えるとこの曲が一番でした。

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他にも良い曲はたくさんありますが、登場曲はあまり長くかからないためイントロのかっこいい曲が良いなと考えるとこの2曲が有力で、予選が終わった直後は本戦の準備そっちのけで登場曲をこの 2 曲のうちどちらにするかで悩んでいました。

本番で流した曲とその理由

もともとは上記の 2 曲が有力候補だったのですが、実際に本番では「IDENTITY」という曲を選びました。

www.youtube.com 理由は 3 つほどあります。

かっこよさ??

まず1つめに、落ち着いて考えてみれば「かっこよく」というのは自分のキャラに合っていないことに気づきました。曲を決める時点ではアイドルオタク全開の T シャツを着て登場することに決めていたため、曲もアイドル全開、オタク全開の曲の方が合っているんじゃないかな?と思うようになりました。

歌を聴いて欲しい

2つめに、「会場に来る人には愛理ちゃんの曲を聞いて欲しい」という想いがありました。「Kiss me 愛してる」や「STORY」はかっこよく登場できますが歌い出しまで15秒~20秒かかるため、会場に来た人はイントロを聞いただけであとは司会のお二人のコメントに集中するので殆ど歌は印象に残らないのでは?と思いました。

本人のイチオシ

3つめには愛理ちゃんの言葉があります。単独でのコンサートであればバンド系の曲、ダンス系の曲、バラードなどいろいろな曲を歌いますが、フェスなどファン以外の観客が多いときには盛り上がるようにバンド系の曲を中心にセトリが組まれます。その中でも、Buono!(℃-uteと並行して所属していたサブユニット)の楽曲である「初恋サイダー」は多くの地下アイドルがカバーしていたり、愛理ちゃんが過去に携わった曲の中でもフェスなどの外仕事では一番盛り上がる曲でした。

しかし、愛理ちゃん自身はこの状況をあまりうれしく思っておらず「初恋サイダーより盛り上がる曲を作りたい」と常々思っていて、そういったオーダーの下「初恋サイダー」と同じしほりさんに制作を依頼して出来上がったのが「IDENTITY」でした。

これらのことを考えると、曲の頭から歌が始まり、曲のイメージからもアニソンぽい雰囲気で、愛理ちゃん自身も喜ぶ曲、ということで「IDENTITY」を選びました。

本番当日まで「オイ!オイ!」と声を出しながら登場することまでは考えていませんでしたが、結果的にこの曲を選んだおかげで気合を入れて登場することができたと思います。

おわりに

今日の握手会で愛理ちゃんにイベントでの登壇報告とともに「IDENTITY」を流したことを話したらとても喜んでくれて、「一緒にもっと頑張ろう!」と言ってくれました。これからも愛理ちゃんの歌声を多くの人に届けられるように頑張ります。