kintone Café JAPAN 登壇で得たもの
この記事は kintone Advent Calendar 8 日目の記事です。担当させていただきます「つっきー」と申します。 qiita.com
すでにアスキーさんより素敵な記事「kintone Café Japan 2018に親子で参戦してきた」が上がっていて、しかも開催から 1 ヶ月も経ってしまいましたが、kintone Café JAPAN で登壇させていただいた私が得たものについて書かせていただきたいと思います。
kintone Café JAPAN とは
kintoneを学ぶための勉強会コミュニティkintone Café。kintone Caféの年に1度の全国イベントそれが「kintone Café JAPAN」です。当日はいくつかのセッションが用意され、この週に開催されいた Cybozu Days Tokyo と合わせて全国からたくさんの kintone ファンが集まりました。
私が登壇させていただいた背景
その中で、私は「ノンコーディングで簡単実現 gusuku Customine ではじめての画面カスタマイズ(ハンズオン)」というセッションを担当させていただきました。
私自身、仕事として gusuku Cutomine の販売や導入に携わっているわけではないのですが、gusuku Cutomine が 3月にプレビューリリースされて以来、その魅力に取り憑かれて日々触ってあちこちで魅力を人に伝えていたところ、「非プログラマーであるつっきーに講師をして欲しい」ということで登壇の依頼をいただきました。
「はじめての~」と銘打ったことで私のセッションに参加された方はバリバリの開発者やシステム担当者というより、普段業務で kintone を使っていてより便利な使い方を求めている実務担当者という方が多かったと思います。
元々、私が講師を担当をさせていただいたのも「開発者目線」ではなく「プログラムがかけない私でも実現できる」ことを伝えたかったからなので、参加していただきたいと思っていた方々にご参加いただけたと思っています。
お伝えした内容
当日の発表資料は Slideshare にて公開させていただいています。
gusuku Cutomine は「継続的業務改善をみんなのものに」という壮大なテーマのもとにアールスリーインスティテュートさんから提供されているサービスであり、従来 JavaScript を書いて実現していた「画面の色を変える」「計算をする」「入力できるフィールドに制限をかける」などの画面カスタマイズをノンコーディングで実現するものです。
当日は、実際私自身がプロジェクトで kintone を導入する際に(kintone の基本機能だと少し物足りないなぁ・・・)と思っていた部分を次々と gusuku Cutomine で解決できたのでそれを実際に皆さんに触っていただきながら学んでいただくためのセッションとさせていただきました。
アスキーさんの記事にあるように中学生のお子さんも参加されていたのですが、参加されたほとんどの方が用意していたコンテンツを全て消化してくださり、少しでも身になったと感じていただけると幸いです。
講師として得たもの
さて、少し話は飛んでタイトルに戻りたいと思います。少し個人的な話になってしまいますが、お伝えしたいことに関連するので触れさせてください。
私自身は新卒からずっと IT 業界に身をおいているのですが、元々 IT に限定して仕事をしたかったわけではありません。情報系の学部を出たわけでもない私が就職のときに考えていたのは「教育関連の仕事に就きたい」ということでした。
その中で、新卒の時に入社した会社は Windows に特化したビジネスを行っている企業で Windows の教育(MCP / MOT)を事業の 1 つとして持っていて、その事業に関心があったため、志望し採用いただきました。しかし!入社直前にその会社が当該事業から撤退していたため、私が配属されたのはソフトウェアのサポート部門でした。その後、様々な経験をさせていただき「教育」を専門に仕事をしたことは未だに無いのですが、今回の kintone Café JAPAN のように講師をやらせていただく機会は数多くあり、その機会は常に楽しめた気がします。
それはわかりやすい言葉でいうと「人に教える」ということですが、その先にあるのは「ツール、サービスを活用することで自身の課題解決を自身で実現できるようになる」ということだと思っていて、その手助けをできることが自分自身の喜びなんだということに改めて気づかされました。
私自身は kintone エバンジェリストの皆さんのように開発力があるわけでもなければ新しいサービスを考える企画力はありませんが、kintone Café のようなコミュニティを通じて皆さんが自分自身で課題解決をできるようになる手助けができれば良いと思います。
kintone Café の魅力
kintone Cafe のようなコミュニティはそんな考えをしている人が多い(というかそんな人しかいない)ので、「自分自身で課題解決したい」と思う人はどんどん kintone Café に遊びにきていただきたいと思います。
※私は体調を崩して早く帰ったのでこの写真にはいません。
では、またどこかの kintone Café でお会いしましょう!
(全ての写真提供:R3 金春さん)