中京テレビハッカソン「HACK-CHU!」参加レポート(前編:予選)
東海地区最大規模のハッカソンとなる中京テレビハッカソン「HACK-CHU!(はっくちゅ)」に API 提供企業として参加してきました。今回も主観たっぷりにレポートさせていただきます。
概要
本ハッカソンは 100 名以上の方が参加する大規模なイベントとなり 3/ 4 に予選(アイデアソン)を行い、勝ち抜いた 8 チームで次週 3/11,12 の本選(ハッカソン)に進むという流れで行われました。当社アプレッソは API 提供企業という立場で DataSpider をハッカソンで使って開発を効率よく進めていただくべく、環境の提供、技術サポートを行います。
予選(アイデアソン)
今回の会場である中京テレビさんは最近移転したらしく、新しくカッコイイ建物です。
主催者の方のお話によると「名古屋で初めてのイベントでそんなにたくさんの人を集められるのか?」と不安もあったようですが、会場はこのように大盛況。
オープニング~インプットタイム
そして始まりました、中京テレビハッカソン「HACK-CHU!」。ハッカソンの司会と言えばこの人 Mashup Awards でお馴染みの伴野さん。伴野さんの仕切りで開かれるイベントは私達サポート企業も安心して臨めます。(お隣の美人は中京テレビの磯貝アナウンサーです)
皆さんの緊張をほぐすためのアイスブレイクのあと、早速 API 提供企業からのインプットタイムが始まります。私自身も面白い API を知ることができるのでこのインプットタイムは毎回楽しみです。今回の提供企業 11 社の中で一番試してみたいなと思ったのがマイクロソフトさんの Cognitive Services 。写真を撮って年齢を推測することや感情の解析ができるようです。これは触ってみたい!!
アイデア発散~チームビルディング
アイデアソンの手順は(細かいことは忘れましたが)以下の通りです。
まずはキーワードをたくさん出して付箋に貼ります。
出てきたキーワードを掛け合わせて
お絵かきしていきます。
その後、全員で他の人のアイデアを見て回り、良いアイデアには★マークをつけたり、もっと良くなるためのアドバイスとして付箋を貼っていきます。
最初は私も普通に★を書いて回っていただけなのですが、自分がステッカーを持っていることに気づき、DataSpider を使ったら良いと思うアイデアにステッカーを貼ってみました。(結果的にこのチームは本選に出場して DataSpider を使ってくれました)
その後、良いアイデアを持っている人と良い技術を持っている人とがお互いを求めてチームビルディングが行われます。(通称ナンパタイム)
アイデアソン~発表
チームができたらお昼を食べながら、アイデアをより練り上げるためのアイデアソンが始まります。
テレビ局主催のイベントですので、当然テレビカメラでの撮影もあります。
2 時間ほどのアイデアソンを経て、発表の時間です。今回は 20 チームもあるので発表時間だけで 2 時間ぐらいあります。全チームのご紹介は難しいので、印象に残ったチームをご紹介。
トップバッターで緊張気味ながらも掛け声を 2 回もやり、無事予選を突破したチーム「私立 Pepper 幼稚園」作品名『Pepper 通信簿』
蜘蛛の絵がとっても上手なチーム「8月31日(なつのおわり)の救世主」作品名『写 2 記』
とっても緊張してた「あんこうさんチーム」作品名『Pepper’s Cooking!! 』。Twitter でもみんな応援してました。
あるあるだなー頑張れー #hackchu
— 猫の奴隷 (@2box2bo) 2017年3月4日
緊張感たまらんw #hackchu
— やまも (@kotobuki555ing) 2017年3月4日
プレゼンの魔物だああああああ #hackchu #MA_2017
— ねる (@pittanko_pta) 2017年3月4日
声で目立ち、「ヤフーでググり!」でみんなのハートを鷲掴みにしたチーム「OMORI KOMORI」作品名『パソコントローラー』
色々とズルいチーム「タクミくん更正委員会」作品名『みがわりタクミくん』
勢いだけで全て持っていった「名古屋クラブロ協会」の作品『クラブロ』
写真を見ながら思い返しても濃い発表ばっかりですね。司会の伴野さんからも「東海圏は個性が強い!」と言うコメントが飛び出したアイデアソン。次週の本選(ハッカソン)に進めるのは 20 チーム中以下の 8 チームです。
私自身、二週に渡って開催されるハッカソンは初の参加となるため、本選までの一週間が本当に楽しみでした。そして、8 チーム中 7 チームが DataSpider を使用予定と書いてくださっていたため、翌日社内でサポーターの緊急募集をしました。
それでは、成果発表が楽しみな後半に続きます。