大嫌いだったゴルフにハマる
この記事は「嫌いだったものに一生懸命取り組んでいる自分エラい!」ということを言いたいのではなく、「取り組む前に全否定する」という自分の性格に問題があることを公にして、再発を防止することを目的に書いています。
過去には
iPhone (Apple 製品)
車(自家用車)
ゴルフ
が近年の「三大全否定ワード」でいずれも大好きになったものです。
今日はその中で直近の話題であるゴルフについて取り上げたいと思います。 Apple 製品と車に関する現状は写真だけ。
ゴルフ拒否の10年間
最初に勧誘を受けたのは 2006年、新卒で入った会社を退職して2社目(前職)に入った直後、ちょうど社内ではゴルフブームで多くの先輩たちがゴルフにハマっていました。私は高校野球やっていたということもあり(それが採用理由だったとか・・・)、「お前はやれば絶対めちゃめちゃ飛ばせて楽しいからやれ」と言われましたが、拒否し続けていました。
2009年に仲の良いメンバーで軽井沢に旅行に行った際も、何名かが初めてゴルフをやっていたにも関わらず自分だけ拒否していました。そして、2014年にアプレッソに入社した際にも当時の社長がゴルフ大好きで声をかけていただいたにも関わらず頑なに拒み、ひたすら時が経つのを待っていました。
何故そんなにゴルフをやりたくなかったかというと
仕事なのかスポーツなのかよくわからない
やるからにはちゃんと練習したい
というのがありました。
仕事なのかスポーツなのかよくわからない問題
だいたいゴルフに誘ってくるのは上司や先輩です。「楽しいからゴルフやろう!」というのは良いのですが、だいたい二言目には「お客さんと仲良くなれるからやったほうが良い」という言葉が付いてくるのです。
「ゴルフはスポーツじゃないのかっ!?」と思うわけですよ、それって仕事じゃないのかよと。
仕事なら「仕事としてやれ」って言われたほうが分かりやすいけれど、「楽しいから」と言って勧誘しておきながら、その先に「仕事の人脈増える」とかそういう話になるわけですよ。マジムカつきます。
やるからにはちゃんと練習したい問題
私はメチャクチャ負けず嫌いで、ゴルフをもしやるのであればちゃんと練習して誰よりも上手になりたいと思っていました。そのためには他の余暇の時間を削って練習する必要がありますし、道具をちゃんと揃えるための金銭的なコストもかかります。
だいたい誘ってくる人は「ちょこっと練習すればラウンドできるよ」とか言ってくるんですが、そうじゃないんです。ちょこっとの練習でやって他人に負けるのは嫌なのです。やるからには負けたくないからちゃんと時間取って練習したいんですよ!
ゴルフを始めたきっかけ
そんな大嫌いだったゴルフを始めたきっけについてです。 2016年の秋頃、仲の良いパートナーさん(3名)と私の上司(+私)とでの飲みの場のことです。ゴルフの話題になり、パートナーさんの1名の方も私と同じくゴルフはやりたくないと言っていて理由として「道具を揃えるのが大変で・・・」と言ったところ私の上司が「私の1セット余ってるから差し上げます」と余計なことを言ってしまう。
当然、この流れでパートナーさんは始めないわけにはいかなくなり、私も巻き込まれ事故に・・・とりあえずその場で「やる」という約束はしなかったものの、皆さんの勢いに負けて「1回だけ一緒に練習に行く」という約束をしてしまいました。
ゴルフの楽しさ
ということで、約束をしてしまったからには練習には行かなければいけない、ということでそれから2ヶ月ほど後に私の上司を除くメンバー4名で江坂のゴルフ練習場に行きます。これをきっかけにゴルフにハマっていくわけですが、何がそんなに楽しいのか?と自分なりに感じていることを書き留めておきます。
思っていたより辛い
始める前のゴルフのイメージは「おじさんのスポーツ」「他の球技と比べてスピード感がない」ので、大して難しくないものだと思っていました。
それがやってみると意外に難しい。よく言われる「止まっているボールに当たらない」ということは感じなかったのですが、普段使わない筋肉を使うので1時間程度打ちっぱなしをやっただけで背筋が辛くなり、結果練習に行った後にぎっくり腰になってしまいました。
しかし、「こんなに大変なことをみんなやっているのか」と思うと負けん気に火が付いてきます。
練習は嘘をつかない
ちょっとやってみて楽しいと感じたので、「やるからには徹底的にやろう!」と思いました。これは自分の性格なのですが、先述の通りなんでもやるからには絶対に負けたくないと思っており、ゴルフも同じです。スポーツをやるからには他人に負けないぐらいになりたいと思い、早速江坂のゴルフセンターのスクールに入会しました。
スクールに通って2ヶ月程度たった今感じるのは、「ゴルフはフォームが命のスポーツなのかな?」ということです(違ったらすみません、あくまで個人的感想です)。フォームは自分ひとりで練習していると悪いところに気づかないので、スクールに通って毎週1時間練習しているだけですが、毎週少しずつ悪かったところが改善されていくのが楽しく感じます。また、上手く打てなかったと感じた時に後ろからコーチに「いまのはxxがちょっとおかしかった」と言われて修正すると真っ直ぐ飛んで行くのがまた面白いです。
スポーツはなんでもそうだと思いますし、今は始めたばかりだからなおさら感じるんでしょうが「練習は嘘をつかない」というのは凄くやりがいがありますね。
ゴルフを名目にいろいろな人と遊べる
「ゴルフをやっていると仕事の役に立つ」とは未だに思わないですし、やる前から否定していた「仕事なのかスポーツなのかよくわからない問題」はあまり改善してはいないのですが、仲の良い仕事仲間の人たちとゴルフを行くのは純粋に楽しいです。
また、今日先程も高校時代の野球部の先輩から「ゴルフに行こう」と誘っていただき、自分の中での「この人とゴルフ行きたい」リストが既に何十人かになっていて、予定を立てるだけで楽しみです。
それから、色々な人に「ゴルフ行きましょう」と話してみると少し前の自分と同じく「上司から『やれっ』て言われてめんどくさいと思っている人」がたくさんいることが判明し、そういう人たちと一緒にこれから始めていくのも楽しみの一つです。
まとめ
ということで、「ゴルフやるぐらいだったら死んだほうがマシ」と言っていた人間がこんなにハマっている現状の報告でした。 是非皆さん、一緒にやりましょう!